古希3ブログ

エカワ珈琲店とその周辺の出来事、エカワ珈琲店オーナーの思い付き、などなどの記事をエントリーしています。

年老いて行くわけですが

エカワ珈琲店の焙煎コーヒー豆販売方法ですが、店頭販売、自転車を使っての配達(ほんの少しだけであります)、宅急便を利用する通信販売と3種類の販売方法を採用しています。

どの方法が一番楽かというと、宅急便を利用する通信販売です。利益率は一番悪いのですが、体力的・精神的な負担が一番少ないわけです。
 
店頭販売はもちろん、自転車を使っての配達も、基本的に接客業務です。ですから、気を引き締めて接客する必要があるのですが、歳を取ると、どうしても動作が緩慢になってきます。

店舗販売の売上げも自転車配達の売上げも、年齢を重ねるのに反比例して減少してきました。しかし、通信販売だけは、ここ数年、横ばいを続けています。

 

通信販売ですが、比較的にマイペースで仕事ができるので、少々体力が劣化したとしても、年齢に関係なく商売を続けることができます。

自転車を使っての配達販売はほぼ終了間近になっていて、店頭販売も、店舗周辺の環境変化の影響を強く受けていて十数年に渡って低空飛行を続けています。

 

 

エカワ珈琲店の場合、通信販売という小売販売手段だけでも、日本人の平均寿命くらいまでなら、食べるに困らないくらいは自家焙煎コーヒー豆小売商売で稼ぎ続ける自信があります。(年齢相応の健康状態を保てると仮定すればの話ですが)

 

でも考えて見れば、これからの日本ですが、高齢化社会ということで、団塊の世代が皆一緒に年老いて行くわけですから、昭和の時代のように、商店の経営者が年老いて行くに従って、お客さんが急速に減少して行くということは有り得ないと思っています。

 

商店の経営者と同世代で、年金収入やプラスアルファーの収入があって、時間が有り余っている元気な老人が数多く存在する社会が高齢化社会だと思いますから、店舗での販売についても、ある程度真剣に取り組めば、将来に期待を持つことができるかもしれないと考え始めているエカワ珈琲店の今日この頃です。