古希3ブログ

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20世紀、思い出してみれば漫画が好きだった | 只今68歳、年老いた珈琲屋の独白

今週のお題「好きな漫画」

只今68歳ですから、さすがに漫画を読むことが無くなりました。しかし、50歳くらいまでは漫画と親しんでいたわけです。

10代の頃は、週刊漫画雑誌を購入して漫画を読んでいました。20代になると、漫画の単行本を買って来て読むのが主流になります。実家が喫茶店だったので、読み終えた漫画単行本は店舗で活躍してくれていました。

 

プロローグ

鉄腕アトム プロローグ集成

鉄腕アトム プロローグ集成

 

団塊の世代(昭和22年~昭和25年頃に生まれた世代)と、それに連なる世代(昭和26年~昭和30年頃に生まれた世代)なら、誰でも知っているのが手塚治虫先生の『鉄腕アトム』です。

漫画雑誌で読んだわけではなくて、テレビアニメで見いました。「鉄腕アトム」は、少年・少女漫画の世界が、貸本漫画・月刊誌漫画から週刊誌漫画・テレビアニメに変わって行く象徴的な漫画だったと思います。

 

ハリスの旋風(かぜ)

ちばてつや先生の作品です。週刊少年マガジンに1965年(昭和40年)~1967年(昭和42年)にかけて連載された学園スポーツ漫画です。

運動能力抜群で好奇心が強くて喧嘩も強い少年が、私立の名門ハリス学園に編入して、剣道部、野球部、サッカー部、ホクシング部などの運動部で大活躍する物語で、運動が苦手な(勉強も苦手でしたが)中学生だった私は、ハリスの旋風の主人公国松にあこがれたものです。

当時、加山雄三主演の若大将シリーズの映画が人気で、ストーリーが少し似ているように感じた記憶が残っています。でも、若大将シリーズの主人公は、好奇心は強いけれども優等生的な雰囲気を持っていたような気がします。

 

ドカベン

水島新司先生の作品で、1970年代、週刊少年チャンピオンに連載された野球漫画ですが、私は単行本で読みました。ですから、全巻(48巻)すべて購入しています。

ドカベンと呼ばれている捕手の山田太郎、小さな巨人と呼ばれる下手投げの里中くん、それにお金持ちのバンカラ息子岩鬼と、個性豊かなチームメイトが繰り広げるストーリーを何んとなく覚えています。

テレビでも同じストーリーで放映されていましたが、テレビにくぎ付けになったという記憶がありません。水島新司先生の描くドカベンが、テレビで放映されているドカベンを上回っていたのかもしれません。 

ドカベン ドリームトーナメント編(12) (秋田文庫)

ドカベン ドリームトーナメント編(12) (秋田文庫)

 

 

タッチ

あだち充先生の作品です。 Wikiediaによると、1981年~1986年まで週刊少年サンデーに連載された野球漫画です。

中学野球のホープだった弟を交通事故で亡くした双子兄弟の兄弟が、高校野球で大活躍する話だったと記憶しています。主人公の近所に住む朝倉南さんは、高校新体操のホープでお父さんが脱サラして喫茶店を営んでいたのが印象に残っています。

テレビアニメも放映されていて、岩崎良美さんの歌う「タッチ」の主題歌が大好きでした。

新書版の漫画単行本は全26巻で、その全てを購入して読んでいます。1980年代の中頃、実家の喫茶店は自家焙煎コーヒー豆小売専門店に衣替えしていたので、読み終えた漫画本が店舗で活躍することは無かったわけですが。

タッチ 文庫版 コミック 全14巻完結セット (小学館文庫)

タッチ 文庫版 コミック 全14巻完結セット (小学館文庫)

 

  

三国志

鉄人28号の作者、横山光輝先生の作品です。Wikipedia によると、1971年~1987年まで、潮出版社の「希望の友」・「少年ワールド」・「コミックトム」に連載されて、単行本は全60巻(文庫版は全30巻)が潮出版社から発売されているとのことです。

1990年代の初めころ、全60巻を単行本で読んでいます。購入したのでは無くて、行きつけの大衆レストランで食事をしながら1年ほどかけて読破しました。

三国志の存在は知っていましたが、三国志のストーリーは、横山光輝先生の漫画三国志で知りました。 

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

 

  

美味しんぼ

作者は花咲アキラ先生の作品です。1983年から小学館発行のビッグコミックスピリッツに連載されていて、2014年から長期休載中のグルメ漫画で、日本のグルメ文化の活性化に寄与したとWikipedia は説明しています。

刊行巻数は111巻に及ぶとのことですが、その3分の1の30数巻を1990年代の中頃から後半にかけて読んでいます。

脱サラして家業の自家焙煎コーヒー豆小売商売に従事して、パパママ経営でしたが商売が順調に推移し始めていた頃でした。

この漫画に刺激を受けて、究極の焙煎コーヒー豆を焙煎できるはずだという幻想に憑りつかれた経験があります。それから、10数年、究極の焙煎コーヒー豆という幻想に憑りつかれていたのですが、数年前くらいからは、「究極の・・・」はフィクションの世界でのみ存在できるものだと悟っている今日この頃です。

究極対至高 長寿料理対決!!