古希3ブログ

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65歳を超えても働いて稼ぎ続ける理由

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今年の秋、67歳になります。67歳になっても働き続けている理由ですが、小生の場合は簡単明瞭です。公的年金だけでは食べて行けず、貯えも無いからです。

幸い、零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んでいる自己雇用者(フリーランスor自営業者)ですから、定年退職はありません。働く体力・気力もまだまだ十分に持っていて、それに、今流行りのコーヒー商売ですから何とか経営が成り立っています。ですから、働いて稼ぎ続けています。

 

しかし、貯えと公的年金で何とか食べて行ける人たちでも、65歳を超えて働いている人はたくさんいます。働いていなくても、仕事(アルバイト、パートを含めて)を探している人を含めると、65歳~70歳半ばくらいの人たちの大半は、働くことを望んでいるように見受けられます。

 

年功序列、終身雇用の職場をリタイアしたとしても、それは典型的な退職年齢に達したということに過ぎないわけです。

大体、退職とは、他の誰かに決められることでは無くて、自分自身で決めるものだと思います。

 

67歳になる小生もそうですが、65歳~70歳代半ばくらいの世代の大半は、年齢を重ねて行くことに対して相当に楽観的です。

まだまだ働いて、まだまだお金を稼いで、まだまだ消費にお金を使いたいと考えていて、それが可能だと考えています。(小生のような者だけが考えているのかもしれませんが・・・)

 

公的年金で食べて行けない小生のような65歳以上75歳以下の高齢者も、貯えと公的年金で何とか暮らして行ける65歳以上75歳以下の高齢者も、どちらの高齢者も、働いて稼いで社会に参加することを望んでいるような気がします。

ということで、何故、65歳以上75歳以下の高齢者が働いて稼いで社会参加することを希望するのか、その理由について考えてみました。

 

   

(1)健康にプラス

ある調査で、65歳を超えても働いている高齢者は、引退して働いていない高齢者よりも健康で長生きできるという調査データがあるようです。

小生の場合、働き続ける理由は金銭的な問題に起因していますが、公的年金で何とか食べて行ける人たちでも、働き続けて社会活動に参加することで精神的活力を得ることができるはずです。

働いて稼ぐという行為は、自分自身の自由を維持する重要な要件だと考えています。

 

(2)お金を稼ぐことができる

働らいて稼ぎ続けるということは、人生における労働時間が多くなるということですから、当然、人生における総収入も増えることを意味しています。

貯えと公的年金で食べて行けても、総収入は増えません。これまでの人生の貯えだけで暮らしているわけですから、貯えは減少して行きます。

65歳でリタイアして90歳まで働かない稼がない暮らしをするなら、25年間もの間、無収入(公的年金は収入でなくて貯金だと考えると)で暮らして行くわけですから、よほど恵まれた高齢者で無い限り、70代の後半ともなるとお金の計算をしながら暮らして行かざる得なくなるはずです。

働いて稼ぎ続けることができれば、年間200万円で暮らす生活では無くて、年間400万円、あるいは年間600万円で暮らす生活も可能だと思っています。

 

(3)だから、働いて稼ぎ続けなければ

65歳を超えて働いて稼ぎ続けるということは、健康という個人的な利益と、収入という財政的な利益の両方を手にすることを意味しているのだと思います。

現在(2018年)の定年退職年齢は65歳だとされていますが、65歳~75歳の高齢者の大半は健康ですから、定年退職した後も、10年~15年くらいは働いて稼ぎ続けるのが賢明だと思っています。

まあ、エカワ珈琲店の店主の場合、公的年金だけで暮らして行けないわけで、それにプラスして節約生活をあまり好まないので、15年と言わず、働ける限り働いて稼ぎ続けるつもりでいるわけですが。

 

参考or関連記事

2018年の現在、65歳~75歳の高齢者も中年の範疇に入るのだと思います。小生、67歳ですが、そのように感じている今日この頃です。