66歳ですが、年金だけでは・・・

公的年金だけでは食べて行けないので、老骨に鞭打って・・・

 

 

サラリーマンと自営業者

エカワ珈琲店の店主は、20代・30代と、15年近くのサラリーマン生活を経験しています。

公務員でしたから、収入・待遇など、すべてにおいて平均的なサラリーマンだったと思っています。 

汚れた英雄 (第4巻) (角川文庫)

汚れた英雄 (第4巻) (角川文庫)

 

10代の後半から20代の中頃にかけて、大藪春彦作品を10何冊か読んだ記憶があります。その中で、一番印象に残っている作品が「汚れた英雄」です。当時、徳間書店から発行されていました。 

 

30代後半に脱サラして、コーヒー豆自家焙煎の仕事を営んで来て、公務員期間と同じ15年近くが経過した2006年、サラリーマンと自営業者、自分の人生にとって、どちらが良かったのだろうかと考えたことがあります。

現在(2017年)もそれほど変わっていないのかもしれませんが、2006年頃の日本では、公務員やある程度以上の規模の会社は、ほとんどが年功序列型の賃金体系を採用していました。

 

若い時には、低賃金で一生懸命に働き、年齢を重ねるのに応じて、その果実を得るという形です。

エカワ珈琲店の店主は、その果実を得る前に、我慢ができずに脱サラしてしまいました。

 

脱サラして、しばらくの間、商売が順調に推移していましたから、同世代のサラリーマンの収入を軽く上回っていました。

その後、商売が、停滞・下降線をたどるようになって、収入もダウンしていきました。

2006年当時の収入はと言うと、同世代のサラリーマンたちと比べると、ものすごく惨めな状態にありました。

 

脱サラ当時の年収と比べても下回っていて、公租公課や借金の支払いに追われる日々を過ごしていました。

何回も何回も、脱サラして自営業者を選択したことを後悔したものです。

でも、15年近く商売を営んで来て、その間に蓄積して来た珈琲と珈琲商売に関する経験・知識・技術があるわけだから何とかなるだろうと、無理やり楽観的に考えることにして、その日その日を凌いでいました。

 

2017年のエカワ珈琲店です。

2006年頃と比べると焙煎コーヒー豆の販売量は減少していますが、利益はほとんど変わらないか少し増えています。借金は残っていますが、毎月の返済額は相当に減少しています。

 

珈琲商売の収入にプラスして、公的年金という副収入もあります。

両方を合わせれば、おそらく、同世代の元公務員の人たちと同じくらいの収入はあると思います。もしかしたら、上回っているかもしれません。

 

生活費は2006年頃と変わっていないので、余裕があるわけではありませんが、金銭的には楽になっています。

65歳を超えて高齢者と呼ばれる年齢なのですが、体力的には、まだまだ元気ですから、今(2017年)程度の焙煎コーヒー豆販売量なら、80歳くらいまで余裕で働けるだろうと楽観的に考えています。

 

焙煎コーヒー豆の販売量が今の2倍くらいになったとしても、対応が可能だろうと考えていて、今後、焙煎コーヒー豆の販売量が増加するだろうという予感もあります。

もし、焙煎コーヒー豆の販売量が今の2倍になったとしたら、平均的な現役世代の人たちと同じくらいの収入を手にすることができます。

 

2006年を含む21世紀最初の10年は、自営業者にとって暗い時代だったのだと思います。その頃、何回も何回も、自営業者を選択したことを悔やんだことがあります。

でも、2010年代に入って、脱サラして自営業者を選択した自分自身に感謝しています。